太る食べ物の組み合わせ

友達に大学時代10種競技をしてたアスリート野郎がいますが、今では立派なサラリーマンやってます。

で、当然外食も多いそうです。

そんな彼から
「外食するならどんな物食べたらいいんですか」
って質問をいただきました。

外食でどんな物を食べたらいいかは長くなりそうなので....

今回は、ダイエッターやトレーニーがどんな物を食べたらいいか。

では無く

最低限避けるべき食べ合わせ


について。

結論から言うと、

「炭水化物と脂質を一緒に摂取」

これ太ります。

ではでは
「炭水化物と脂質の同時摂取」がNGな理由を簡単に解説していきまーす。

その1

炭水化物は、インスリン(同化ホルモン)のスイッチです。
つまり、血液中の栄養を体に取り込みます。

アミノ酸は筋肉へ

グルコースは肝臓と筋肉(余りは体脂肪)へ

脂肪は体脂肪へ


つまり、インスリン増加時にアミノ酸割合が高ければ筋肉合成優位、脂肪が多ければ脂肪取り込みに傾きます。

炭水化物と脂質を一緒に摂取すると

炭水化物 : 取り込みスイッチ

脂質 : 取り込まれるもの

って事になります。

注意 : 組み合わせの問題で単独では悪いわけじゃない。

その2

脳内麻薬による強い依存性。
これが最大のリスク要因な気がします。

例えば、パン(炭水化物)とマーガリン(脂質)。
1回や2回位食べたところで問題はないです。

ただし、この組み合わせには強い依存性があります。

パンとマーガリンを一緒に摂ると、脳内でセロトニンやドーパミン、βエンドルフィンなどが分泌されます。
それらは興奮作用、幸福感、充足感などをもたらします。
子供みてると顕著にでますよね。
もっと食べたいとか、なかなか寝付かないとか。
お手軽にナチュラルハイを味わえるってのが近いのかな。
(トレーニングしてても分泌されるものなんで、これら自体が有害なわけではない)

しかし、これによって人はこの組み合わせをやめられなくなります。

ケーキ、クッキー、ラーメン、アイス、ピザ、ポテトチップス、ハンバーガーみたいな

ジャンクフードはほぼ全て炭水化物と脂質の組み合わせ。

だってそれで購買力が増加することが経験的に知られてるから。

しかも、小麦や大麦、ライ麦などの穀物から生成されるグルテンに含まれるグリアジン。
これには食欲を促進させる働きがあるんで、パンやパスタを食べだすと止まらないっていう現象が起こります。

とても興味深い実験がありました。
マウスにこの組み合わせを与えた後、通常の餌に戻すとマウスはどうなったと思います?

餓死したそうです。

一度味をしめてしまうと、通常の餌で満足できず見向きもしなくなったそうです。

人の場合は理性があるのでこうはならないけど、「つい食べ過ぎてしまう」というのは経験があると思います。


他にもインスリン抵抗性やらGI値に関する問題やら色々ありますが、今回はこの辺で。

増量したい人でダーティーバルクでも問題ない人にはいいかもしれませんが(健康面には問題ありそうですが)、食べる組み合わせって意外と重要。

コンビニで買い物する時など、裏に成分表載ってるんでチェックする癖をつけることをオススメします。

Peace!


FitnessLab.EXITO

FitnessLab.Exitoでは安全で分かりやすく、自宅でも出来るトレーニング方法や個人にあったカロリーコントロールでリバウンドしにくい 健康的な体作りやダイエットメニューをご提案させていただきます。

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